第2節 自動計算 規模計算用データ加工

 第4章 Tera計算2_配送センター規模計算

Tera計算1とTera計算2のデータ加工の違い

同じ出荷データを使用しながら、目的によって加工の主眼が異なります。

項目 Tera計算1(出荷データ分析) Tera計算2(配送センター規模計算)
主な目的 ピーク物量の集計 必要保管規模の集計
重視する指標 最大出荷日の機器能力・作業負荷 全出荷日物量の平均値
計算の基点 最大出荷日 全出荷データの平均

⚙️ Tera計算2におけるデータ加工の特徴

配送センターの物理的なスペック(延床面積など)を決定するための重要なロジックが含まれています。

  • PL(パレット)換算を重視: ランク設定キーには「PL換算」を採用しています。これは、センター内で最も面積を占める保管スペースの計算を正確に行うためです。

  • 「平均値」を採用する2つの理由:

    1. 欠損の防止: 特定の出荷日のみを基準にすると、その日に出荷実績がないアイテムが計算から漏れてしまうためです。

    2. 過剰投資の抑制: ピーク日を基準に面積を設計すると規模が過大になります。平均を超える物量は「安全在庫」で対応するという考え方に基づいています。

  • 出荷単位の区分: 他の計算同様、ケース出荷とバラ出荷を明確に区分して別々に計算を実行します。


実務的なポイント

  • 検証の柔軟性: 標準設定は「平均値」ですが、Tera設定を変更することで「出荷日指定」での規模算出も可能です。設定による規模の違いを検証し、最適な設計値を導き出すことができます。

  • データの公開: 加工後のAccessデータ(バラ数、ケース・PL・容積・重量換算値を含むテーブル)は公開されており、ユーザーが独自に分析を行うことも可能です。

Tera計算2のランク設定キーはPL換算を採用している。
これは配送センターの面積比率が大きい保管スペースのパレット保管に着目しているため。

元となるデータは「T200」から得ているが、計算データは全出荷の平均を採用(Tera設定)している。

その理由は
2点。
1.特定の出荷日を採用するとその出荷日に出荷していないアイテムが計算から漏れてしまう。

2.出荷の多い出荷日を採用すると配送センター規模が必要以上に大きくなる、平均より多い出荷日は安全在庫で補える。


Tera
設定で全体データの平均を採用しているが、出荷日指定も計算できるのでTera設定を変更して規模の違いを検証いただきたい。
他の章でも書いているがケース出荷とバラ出荷を区分して別々に計算している。

これらのデータはバラ数とケース換算・PL換算・容積換算・重量換算を含んでる、これらのAccessデータを利用してTera計算以外の計算を試していただけるようテーブルを公開している

Terak計算2データ加工画面