この機能は、パレット自動倉庫の格納能力と、それに伴う設置面積、さらに法規制に関連する「仮想床」の面積を算出するためのシミュレーションツールです。
格納能力の計算: 倉庫1基あたりの格納数は「列数 × 連数 × 段数」で算出されます。
自動計算: 基数・連数・段数を入力することで、総格納数と必要な設置面積が自動的に導き出されます。
設定の反映: 棚の仕様(Tera設定)を変更し「計算開始(再)」ボタンを押すことで、最新の設計値に基づいた面積が即座に更新されます。
日本の法規制等に関連し、自動倉庫の高さに応じて「仮想床」という概念を用いた面積計算が行われます。これは防火壁の設置基準(1,500$m^2$ごと)に大きく影響します。
棚の高さ(最上段カンチレバー上面)に応じて、以下の通り仮想床面積が加算されます。
| 最上段の高さ | 仮想床の扱い |
| 5m 未満 | 仮想床なし |
| 5m 以上 10m 未満 | 仮想床 = 棚設置面積(荷役通路・点検路は除外) |
| 10m 以上 15m 未満 | 仮想床 = 棚設置面積 × 2 |
判定基準: 「実設置床面積 + 仮想床面積」の合計が 1,500$m^2$ を超えるごとに、防火壁の設置が必要と判断されます。
このシミュレーションにより、倉庫の「高さ」を上げることが防火対策コスト(防火壁の数)にどう影響するかを事前に検討できます。
法令遵守の確認: 計画段階で防火壁の必要数を把握できるため、建築コストの正確な見積もりに役立ちます。
空間効率の最適化: 格納効率と法規制のバランスを考慮した、最適な棚構成(連数・段数)を導き出せます。
| 算出方法と防火壁(仮想床) |
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1基の格納数は列*連数*段数 左記では基数・連数及び段数で格納数が算出され、設置面積が自動計算される。 棚仕様のTera設定を変更し「計算開始(再)」ボタンを押すことで、その変更値を反映して 設置面積が計算される。 防火壁は1500m2ごとに設置されるが、5m単位に仮想床が加算さる 例として 最上段カンチレバー上面が5m未満は仮想床無し 最上段カンチレバー上面が5m以上10m未満は仮想床=棚設置面積(荷役通路。点検路は除外) 最上段カンチレバー上面が10m以上15m未満は仮想床=棚設置面積*2) 設置床+仮想床が1500m2ごとに防火壁が必要。 |
