パレット固定棚の配置を「棚+荷役通路+棚」の1セット(2列)として計算します。
格納数の計算式: セット数 × 2(列) × 連数 × 段数 × 2PL で総格納数を算出します。
設置面積の算出: Tera設定に基づき自動計算されます。設定値を変更して「計算開始(再)」ボタンを押すことで、即座に反映されます。
建築条件の考慮: 柱や壁の干渉を考慮し、理論値の 1.2倍程度 の面積を見込むのが実務的です(通常7m〜10mスパンで柱が存在するため)。
安全で効率的な運用のために、以下の標準的な寸法値が推奨されています。
PL荷姿: 自由に変更可能ですが、全高(H)は「荷高(H1)+ PL厚(H2)」で計算します。
クリアランス: 棚と荷の間隔、および隣接する荷との間隔は通常 100mm とします。
隣接クリアランス: 建物と棚の間隔は 200mm 設定が多く、これは地震時などの建物と棚の揺れ方の違いを考慮したものです。
床強度: 最大荷重1000kgの棚でも、建物床強度のチェック時は平均荷重 700kg として計算されるのが一般的です。
配送センターで多用される「リーチ型フォークリフト」を使用する場合、**アウトリガー(前輪部)**と棚の干渉に注意が必要です。
干渉問題: フォークリフトのアウトリガーにパレットを載せた状態では、パレットを押し出す前に2段目のビームにアウトリガーが接触してしまう場合があります。
揚高と荷重低減: 揚高が高くなるほどフォークリフトの積載許容荷重は低下します。最上段ビーム上面高 + 200mm の揚高性能が必要です。
通路幅の拡張: パレットをアウトリガーより前に降ろせるよう、荷役通路幅を広げる。
ビーム高の調整: 2段目のビーム高をアウトリガーの高さ(約250mm)分、嵩上げする。
荷高の調整: 1段目のパレット高を250mm低く抑える。
| 計算画面 |
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PL荷姿
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| フォークリフト荷重低減 最上段ビーム上面高+200のフォークリフト揚高が必要。 通常、フォークリフトは3m以上の揚高は、高くなるほど積載荷重が低減。1ランク上のフォークリフトが必要となる場合がある。 フォークリフト荷重低減は荷重中心(パレットの大きさ)と揚高によって変る。
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| 上記図を側面から見た図 | ||||
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