バケット自動倉庫は、専用のコンテナボックス(バケット)を使用して多段・高密度の保管を行うシステムです。
基本構成: 1基あたり2列の棚が配置され、その間を搬送クレーン(スタッカークレーン)が走行して荷役を行います。
カンチレバー方式の棚:
棚支柱から伸びた板(カンチレバー)の上に、コンテナがまたがる形で保管されます。
クレーンのスライド板がコンテナ底部をすくい上げることで、出し入れを行います。
保管容器の制限:
決められた寸法の専用コンテナのみが保管可能です。
寸法が異なるものや、強度の弱い段ボール箱などは直接保管できません。
棚の前面には入出荷コンベヤが設置され、以下のような作業が行われます。
出庫方式: コンテナ単位でそのまま出庫する方式と、必要な数だけ取り出す「バラピッキング」があります。
バラピッキング: 出庫されたコンテナから商品をピッキングした後、残った商品が入ったコンテナを再び自動で入庫させます。
作業環境: 作業員が効率よく動くための荷役通路や、コンベヤスペースが必要です。
Tera計算の設定値を変更することで、最新の設計に基づいた自動計算が可能です。
51型コンテナ(幅550mm)を使用する場合の標準的な計算例は以下の通りです。
| 項目 | 寸法設定例 |
| 棚幅(全体) | 1,910mm (棚奥行555mm × 2列 + クレーン幅800mm) |
| 建屋隣接クリアランス | 200mm (建物壁面と棚の間の余裕) |
| 基間クリアランス | 150mm (クレーン2基を並列配置する場合の間隔) |
棚は一律ではなく、構造上の役割に応じて「一段目」「最上段」「補強材有段」「通常段」といった区分で構成され、これらも計算に反映されます。
| 計算画面 |
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| 写真見出し |
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1基当たり 棚2列と棚の間に搬送クレーンが走行。 |
| 棚はカンチレバー方式 |
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両棚支柱から板(カンチレバー)が伸びていて、その板をまたぐ様にコンテナボックスが保管されている。 走行クレーン荷役装置よりスライド板が棚に挿入され、コンテナボックスの底部を救い上げて棚より走行クレーに取り込む。 決められた寸法のコンテナボックスを使用、寸法が違う容器は保管できない、寸法が同じでも強度の弱い段ボールなどは保管できない。 |
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棚前部に入出荷コンベヤが設置され、作業員が入庫及び出庫作業を行う。 荷役通路も必要。 コンテナ単位出庫とバラピッキングがある。 バラピッキングは出庫されたコンテナからし商品をピッキングし、コンテナを再入庫させる。 |
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棚構造は 一段目・最上段及び補強材有段と通常段にわかれる。 Tera設定数値を変えことにより 変更を反映して自動計算される |
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棚幅は 51型コンテナ550mm場合 棚奥行555mm*2列・クレーン幅800mmで1910mmとなる 建屋隣接クリアランスは200mm クレーン2基の場合の基間クリアランスは150mmとなる。 |