フロー棚は、後方から入荷した荷物が傾斜によって前方(出庫側)へ流れる構造で、先入れ先出し(FIFO)に適した棚です。
棚数の算出: 総棚数は「列数 × 連数」で算出されます。
ユニット構成: フロー棚は、独立した「棚単体」と、隣の棚と支柱を共有して設置する「連増し棚」によって構成されます。
充填率の特性: 決まった棚幅に対してさまざまな寸法のケースを一時保管するため、一般的に棚の充填率は低くなる傾向にあります。
フロー棚の設計では、作業者の属性(身長など)やピッキング頻度を考慮することが重要です。
最上段の運用:
高い位置にある最上段は荷物が取りづらいため、出庫頻度の低い商品の保管に適しています。
女性作業者がメインとなる現場では、踏み台を用意するか、最上段の高さを低く設定する配慮が必要です。
保管効率 vs 作業効率:
段数を減らす(例:4段から3段にする)と保管能力は25%減少しますが、その分作業性は向上します。保管量とピッキング効率のどちらを優先するか、シミュレーションによる慎重な判断が求められます。
建物隣接クリアランス: 建物(壁など)と棚の間の間隔は、通常 100mm に設定されます。
自動計算: Tera計算の設定数値を変更することで、これらの運用条件を反映した必要面積が即座に算出されます。
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棚数=列数*連数 フロー棚は棚単体と連増し棚荷より構成 (連増しは隣の棚と支柱を共有している棚) 決まった棚幅にいろいろな寸法のケースが一時保管されるため棚充填率は非常に悪いと推察。 |
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![]() 最上段は取りづらいので出庫頻度の少ない商品保管 通常は女性がピッキングするので、踏み台用意するか 女性に合わせて最上段を低くする必要あり。 4段棚を3段にすると25%減となるため、ピッキング効率化か保管を優先するか悩みどころである。 建物との隣接クリアランス100mm |