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中量棚の設置面積は、棚の具体的な寸法仕様(幅・奥行・高さ)と、配置する列数・連数を設定することで自動計算されます。
選択可能なサイズ設定:
棚幅: 1,800 / 2,100 / 2,400 mm
棚奥行: 300 / 450 / 600 / 900 mm
棚高: 1,800 / 2,100 / 2,400 mm
段数: 3 / 4 / 5 / 6 段
棚間口: 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 間口(1段あたりのアイテム分割数)
隣接クリアランス:
高さが3,000mmを超える大型設備(自動倉庫やパレット固定棚)では200mmの隙間が必要ですが、高さ3,000mm未満の中量棚やフロー棚は 100mm の隣接クリアランスで設計可能です。
中量棚の保管能力を最大化するためには、アイテムのサイズに応じた柔軟な間口設計が重要です。
間口の最適化: 1段に保管するアイテム数は固定である必要はありません。容積の小さいアイテムと大きいアイテムを組み合わせることで、棚のデッドスペースを減らし、充填率を向上させます。
保管エリアの分散: 保管対象アイテムは、「在庫保管エリア(リザーブ)」と「出荷作業エリア(中量棚)」の2か所に分散して管理されます。
Tera計算では、在庫量推定計算に基づき、中量棚での在庫日数を算出できます。
以下の条件でシミュレーションした場合、中量棚で保持できる在庫日数は 14日分 となります。
センター全体の在庫日数:40日
中量棚の有効保管容積(充填率70%考慮後):35 $m^3$
センター全体の在庫容積:100 $m^3$
算出式: $(35 m^3 / 100 m^3) \times 40 \text{日} = 14 \text{日}$
実務上のポイント: 在庫エリアから中量棚(作業エリア)へ補充する作業負荷を考慮すると、作業エリアには 20日分以上 の在庫を保持できる設計が理想的です。
出荷頻度(B・C・Dランクのアイテム)に応じた、在庫エリアと作業エリアのアイテム分散状況を推定します。
作業エリア(中量棚)アイテム数: 1,000アイテム
在庫保管エリアでの減少アイテム数: 210アイテム
計算例: $(14\text{日(中量棚在庫)} / 20\text{日(理想在庫)}) \times 1,000\text{アイテム} \times 0.6 = 210$
結果: 在庫保管エリアには790アイテムが構成されることになります。
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中量棚の仕様及び列数・連数を設定後、設置面積が計算される。
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| 棚間口 |
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棚1段に何アイテム保管するかで、中量棚のアイテム数の保管アイレム数が決まる。間口は等間隔でなくても良いため、容積の小さいアテムと多きアテムを組み合わせることで棚の充填率を上げる。 保管対象アイテムは在庫保管エリアと中量棚設置の出荷スペースエリアの2か所に分散して保管される。 対象アイテム1000アイテムが センター在庫日数=40日、センター在庫容積=100m3 中量棚有効棚保管容積=50m3、棚充填率=70% 中量棚有効棚保管容積=35m3の時 中量棚在庫日=(35m3/100m3)*40日=14日 在庫保管エリア26日。出荷作業エリア14日となる。 出荷作業エリア(中量棚)の在庫日数は、在庫エリアから出荷作業エリアへの補充する作業負荷を考えると20日以上の在庫持ちたい所である。 では上記の計算時、在庫保管エリアと出荷作業エリアの在庫アイテム数はどの様な構成になるか。 作業エリアアイテム数は1000アイテム 在庫保管エリアアイテム数790アイテム 在庫保管エリアは 減少アイテム数=(中量棚在庫日/センター在庫日数)*アイテム数*0.6 減少アイテム数=(14/20)*1000*0.6=210 上記計算は経験値をもとにした計算例である。 PL固定棚や自動倉庫高は3000mmをこうるため隣接クリアランス200mmだが、フロー棚・中量棚の高さは3000mm未満なので隣接クリアランスは100mmで良い。 |
| センター全在庫量は下記表から得る |
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左記表は在庫量推定計算により得る。 中量棚対象アイテムはBバI_B・BバI_C・BバI_D 表の見方は在庫量推定計算参照 |